家庭での洋裁に便利なロックミシン
ロックミシンは早くキレイに端処理が仕上がるミシン。
家庭用ミシンのなかには「かがり縫い」機能のついたミシンもありますが、布端の処理ならロックミシンに軍配が上がります。
「でも糸かけが難しいらしい」
「使いこなせるかしら」
初めてロックミシンを購入するときはこんな心配がでてきます。
私がそうでした。
でも実際に自分でロックミシンを使うようになってからは考えが変わりました。
趣味の洋裁とはいえロックミシンを使うとプロのような美しい仕上がりになるのです。布端の処理が違うだけで、ご家庭での洋裁の幅が広がります。
ジューキ ロックミシン MO-113
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ロックミシンの初心者さんも簡単に扱える、1本針・3本糸のタイプです。
実は、本格的な洋裁をされる方は2本針4本糸のタイプのロックミシンを選ぶことが多いです。実際に1本針のタイプと2本針のタイプでは見た目の仕上がりも違います。
しかし、見た目で「ああ、1本針3本糸だな」とわかるのは本格的な洋裁知識のある方で、一般的には仕上がりを見てもわからない方のほうが圧倒的に多いのが実情です。
糸と針が多いということは糸かけも多く、複雑になるということなので、初めてロックミシンを扱う方には1本針3本糸のロックミシンがいいと思います。
お値段も手ごろで、なにより気軽に使えるのがいいですね。
必要な機能は十分揃っていますので趣味の範囲で使うならMO-113がお薦めです。
JUKI オーバーロックミシン MO-03D
私はこちらのロックミシンを使用しています。こちらも1本針3本糸のタイプのロックミシンです。
少し古い型なんですが、なんといってもお値段が安いのが購入した決め手です。
非常にコンパクトなので、作業台にミシンを2台並べても邪魔になりません。低価格ながら機能は十分揃っているので満足できるミシンです。
糸かけは古いロックミシンに比べると簡単になったと言えるかもしれませんが、やはり慣れるまではそれなりに複雑に感じます。
そのため私は常に糸かけ手順表を手元に置いて必要な時にすぐに出せるようにしています。
私はAmazonでこちらのミシンを購入しましたが、ロックミシンに自信のない方は問い合わせにきちんと応じてくれるお店で購入するべきだと思います。
Amazonで購入するとその点に難がありますのでご注意ください。
ジューキ ロックミシン MO114D
ジューキ(JUKI) ロックミシン「MO114DN」 ミシンマット・糸通し具・くず受け付き!【送料無料】【5年保証】【楽ギフ_のし宛書】【あす楽】
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こちらは2本針4本糸のタイプです。
本格的な洋裁をされる方には2本針4本糸のロックミシンがいいと思いますが、1本針と2本針の違いがわからない方は1本針3本糸のロックミシンを選んでください。
お値段も手ごろで揺れも気にならないので、本格的な洋裁にも対応できます。
やはり1本針のロックと比べると仕上がりの美しさは違います。
ロックミシンお薦め対象
洋裁を始めた方
初めてロックミシンを選ぶ方
ご家庭で気軽に使いたい方
お子様のお洋服等を作っていらっしゃる方
古いロックミシンからの買い替えを検討されている方
そんなにいろんなものを縫うわけではないけれど、布端の処理をキレイに素早く仕上げたい方。
ロックミシンお薦めポイント
家庭用のかがり縫いの機能でもそれなりの仕上がりなのですが、ロックミシンを使うと本当に仕上がりが綺麗で処理が早い。
1本針のタイプでも通常のミシンの端処理とは比べようもないほどキレイに仕上がります。格段の差です。
従来のロックミシンは高価なものが多く、作業も複雑で素人には手を出しづらいイメージがありましたが、今のロックミシンは価格を抑えながら機能も充実していますし、何よりも糸かけなどの準備が本当に簡単になりました。
家庭用ミシンの針をロックミシンに使用できるタイプは特に使いやすい。
備品をいろいろ揃えずに済みます。
今現在、ネットで販売されているロックミシンのほとんどは白い糸をかけた状態のままで配送されてきます。糸かけをしないで、すぐに縫い始められるのがいいですね。
ロックミシンのデメリット
昔に比べ糸かけが格段に簡単になりましたが、それでもやはり初めて使う方には複雑に感じると思います。特に初めての糸かけは難解で何度糸をかけ直しても糸がツレてしまうこともあります。
うまく糸がかけられず、すぐに「ミシン壊れてんじゃないの(怒)」と頭にくるような方にはロックミシンを扱うことは無理です。
なぜ糸をかけた状態のままロックミシンが配送されるのか
正しい糸かけをした状態で配送することで「このロックミシンは壊れていませんよ」ということを購入者に理解してもらうためです。
それほどロックミシン購入者は、自分の糸かけが間違えているのに「ミシンが壊れている・おかしい」と怒る場合が多いのです。
だから不要なクレームとならないように、最初に正しい糸かけで正常に動いていることを購入者に納得してもらうため、最初に糸をかけた状態で配送するのです。
(試し縫いとしてロックをかけた布が同梱されている場合が多いですよね。)
まとめ
きちんと説明書を読んでから使うことが大切です。
しかし使いこなせれば洋裁の幅が広がり、プロ並みの仕上がりを楽しむことができます。ご自分の腕に自信がつくはずです。
高価なロックミシンには憧れますが、使いこなせない方も多いです。
初めての1台は使って使って使い倒すつもりで、手頃な価格のロックミシンを購入されたほうがいいと思います。
慣れるまでは必ず説明書を手元に置いて使用してください。
またニットを処理したい方は、ニットの処理に向かないロックミシンも稀にありますのでよく機能を確認してから購入してください。
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2020年1月 記事内容更新済